DRAG RACE

秋といえばドラッグレース?
ピットの中も覗ける上にスタート地点でレーサーを見れると聞けば行くしかありません。

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今まで某県某所のストリートドラッグしか体験したことがない自分は、公式?のドラッグレースは初体験。

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間近で見るバーンナウトの迫力、エキゾーストノイズの爆音共に最高です!
とにかく着いたそうそうテンション上がりっぱなし!

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アメ車のV8サウンドはいいねぇ~。
しかもレーサーは完全な別モノ。お腹にズシンと響いてきます。

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バイクのエントリーもありました。
気になったHD。そうショベルなんですよ。

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こんなスタート位置で観戦ができたのはこのZのお陰です。
午前中にロッカーアームが破損するというとトラブルに見舞われて走る姿を拝めないのかと心配していましたが、午後には部品も届きなんとか走れるように。
このS30Zのエンジンを組み上げたのがいつもお世話になっているファイターエンジニアリングの社長です。
L28ベースの3.1リッター、ニトロ仕様。

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すべてに手が入っているフルチューン。
一昔前はL型エンジンをよく工場で見かけましたが最近はめっきり見かけなくなりましたね。
酒の肴にやっぱL型すげーっていう動画をとっておきました。

ツナギを着ているのがファイターの社長。ドライバーが自分にGOODサインを出してくれたのに感動です!

Z750D ヘッド修理

業者様よりZ750Dのヘッド修理依頼です。

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ヘッドオーバーホールの基本はガイド交換。
ここまで楕円に拡がってしまうとガイドとしてちゃんと機能していませんね。

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ヘッドを温めて抜き取ったガイド。
ヘッドが冷めたらガイド穴を一つずつ計測し、キズ、芯円などもチェックします。特に縦キズが上から下までついている場合はそのキズに沿ってオイルが燃焼室に下がってくるためホーニングで修正か酷いキズはリーマ修正します。

ガイド穴を修正せずにバカみたいに締め代つけてガイドを打ち込んであるヘッドをごくたまに見かけますがそれではオイルリークは止まりません。

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今回使用するBITO製バルブガイド。
何度か使用していますが精度も悪くなくO/Sの選択もありその上リーズナブル。
今の所文句無しで御座います。

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新品ガイドをガイド穴に合わせて外径加工したら再びヘッドを温めて焼き嵌めます。そしたらヘッドが熱いうちにレッドチェック。1日じっくりおいておきます。

ヘッドワークは色々と忙しいですが、一つ一つの行程がシートカットのできに反映されるため手は絶対抜けません。

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フライホイール軽量加工

ごくたまーにですが、フライホイールの軽量加工を頼まれたりします。
何の車か忘れました。が、多分カプチでしょう。
加工前。

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加工後。
これだとわかりずらい?

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結構ゴリゴリイッたつもりでしたがそれでも2キロ程でした。

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バランスも取りなおさなければいけませんが、自分の仕事はここまでで業者様にバトンタッチ。
ありがとうございました。

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F6A エンジンオーバーホール

静岡はいい天気です。ツーリング日和ですね。BBQもいいなぁ~。
本日は前回の続きF6Aです。
このエンジン好きな人は好きなんだよね~。たしかにイジくるとおもしろそうです。
ヘッドは修正面研でフィニッシュ。

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ブロックのほうは65πから68πにボーリングし、上面の修正もしておきます。

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F6Aって上面が腐食しやすいので歪んでいなくても一度修正面研かける事をおすすめします。

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ヘッド下面0.03mm。ブロック上面0.05mmの修正でしたのでピストンにゴッツンはないと思います。
あとはノーマルの加工カムを入れるのかな? まぁ、その辺のノウハウを持っているショップ様なので問題なしですね。
ありがとうございました。

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F6A オーバーホール

車のエンジンもちょこちょこ触らせて頂いています。
F6Aのオーバーホール依頼。

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シリンダーは3、0mmアップの720仕様。
ヘッドはバルブ周りをリフレッシュ。

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ヘッドは業者様のほうでポート研磨されるとのことだったので一旦バルブガイドを抜いてポート研磨後に入れ替えです。
画像はポート研磨後。ガイドがないと削りやすいですからね。

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バルブガイドはSUZUKI純正を使用しますがガイド外径はO/Sのためガイド穴に合わせて加工する必要があります。

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バルブガイドをしっかりと締め代を付けて焼き嵌めしたらシートカットです。
ガイド入れ替えがうまくいっていないと偏芯したりといいことは一つもありません。
逆にうまくガイドを入れ替えれば芯も取りやすく切削量も少なくなるためバルブの沈み込みも最小で抑えられます。

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シートカット、バルブ擦り合わせ後当たりチェック。
バルブに光明丹を付けてパンッと一回シートリングに押し付けた状態。
当たり幅は0、90mm。お客様の要望で吸排気共に外当たりにしています。

続きます。

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HDショベル1200  新潟

新潟県の業者様からショベルのボーリング依頼。
リピートで県外の業者様からお仕事を頂けるのは非常にうれしいです。一回かぎりっていうのも寂しいですからね。

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STDボアから1、0オーバーサイズアップのため加工前にボア径を計測。
87、40mmから1、0オーバーサイズだと削り代がホーニング込みで0、15mm。片肉0、075mmとなりますから地味にエグイです。

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計測が済んだらシリンダー下面を先に加工しておきます。
ボアに対し垂直に加工する事でボーリングの精度を上げるのが目的です。
削る量は個体差がありますが0、10mmほど。

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下面の研磨と上面の研磨を済ましたらトルクプレートを装着し、一日寝かしておきます。

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何してるかって?
一日かけて歪ませたシリンダーを機械にセットして、下面を機械と垂直になった状態でボアの垂直をダイヤルゲージで確認している所です。
鏡使わないとダイヤルゲージも見えないくらい深いですから(笑)

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ボーリング後寸法をチェック。
下準備がしっかりとできていれば1、0mmオーバーサイズでもキレイにとりきれます。

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と、言いながら若干ですが残っていますね。
あと、0,02mmほどホーニングすればとりきれますが、指定クリアランスオーバーになるためでこれ以上は広げません。

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はい。完成です。
うん。いいんじゃないでしょうか?
ショベルはものすごく手間暇かかりますがその分お仕事を頂くと努力が報われた気持ちになりますね。
ありがとうございました。

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CBX400F 腰上オーバーホール 2

工場でブログを書いていますが、だいぶ過ごしやすい季節になりましたね。
自分は今夏の疲れがどっときているようでだいぶしんどいです。一日くらい休もうかな?

今日は前回の続きCBXです。
シートカットバルブ摺り合わせが終わり、最後はやっぱ面研です。

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完成。
いつものように最小面研でヘッドの方は終わりです。

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続いてシリンダーはボーリングです。

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業者様支給品のピストンに合わせて加工していきます。
今回はSTDサイズから0,5mmオーバーサイズで加工していきます。

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画像はボーリング後、シリンダーの上面研磨中。
真ん中が当たっていて両端は刃物が当たっていないのが分かりますか?
シリンダーがへの字に歪んでいます。

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うん。これならいいでしょう。

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完成です。
程度のいいエンジンだったので加工もすんなりいきました。
CBXは新品部品がすべて出る訳ではないのでほんと大切に乗ってもらいたいですね。
ありがとうございました。

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CBX400F 腰上オーバーホール

三連休最終日。自分はどこも出かけずに工場で仕事していました。

一週間程前ですが業者様からCBX400Fの腰上OHの依頼。
久々ですね~。

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洗浄前。
まあこんなもんです。このままでは計測すらできませんのでバルブ外して洗浄からスタート。

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今まで何機かCBXはやっていますがヘッドからバルブが外れないエンジンをよく見かけます。
バルブのコッター溝にカエリバリができていてそれが原因なんですが、サージングの影響でしょうか?そのようなヘッドは必ずと言っていいほどバルブスプリングがへたっています。
抜けないからって無理に叩いてガイド穴をキズ付けたらいけませんので、地味ですがヤスリとペーパーを駆使しバリを取り除いてからバルブを外していきます。

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洗浄と加工前のバルブ突き出し量なんかを確認したらシートカットです。
ガイドのガタが少ないと芯も拾いやすいく、最小で加工できるためバルブの下がる量も少なく済みます。

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16ヶ所もありますから、そりゃあ大変ですよ。
やり甲斐はありますけどね。

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バルブも再利用するためフェース研磨。
16本新品に変えたら一本3000円弱だから50000円越え!
フェース研磨で再利用すれば16000円。見逃せませんね。
もちろん曲がっていたり、ステムが減っていれば再利用はできません。

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摺り合わせしたバルブを並べてみると、やっぱCBXってバルブ多いね。
16本ですから。当たり前か。

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HDショベル1340 スリーブ入れ替え 山梨2

こんばんわ。ショベルのシリンダースリーブ入れ替えの続きです。
今回使用するピストンです。
ピストンはおまかせだったため個人的にイイなぁと思っているKBをチョイス。
寸法のバラ付きもほぼナイ位のレベルだし、重量も揃ってるんで今の所コレが自分のオススメ!

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オーナー様希望のハイコンプSTDサイズです。

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シリンダーの方はトルクプレートを装着して歪ませてあります。
マニュアル規定値のトルクでボルトを締め上げてエンジンを組んだ時の状態を再現しています。

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ボーリング中。
スリーブ内径が86.5mmほどあるため1340のSTDボアにするには2.0mm以上ボーリングしていかないといけません。
地味ですが真剣勝負です。

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上面研磨中。
オイルラインの周りが削れずに残っています。
後々問題になってきますからきっちりとやっておく必要があります。

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うん。これなら問題ないでしょ!

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オーナー様お待たせ致しました。加工完了です。
明日朝一発送させて頂きます。

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そうそう、ショベルって指で指してる面が全然出てない!
ここがシリンダーボアと垂直じゃないとマズイんですよ。
今回もボーリング前に研磨して、ここを基準にボーリングしました。
ボーリングだけでいいよ!って言われるお客様もいますが、ここやるのとやらないとでは全然違うと思うんだけどなぁ。

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HDショベル1340 スリーブ入れ替え 山梨

今日も雨ですね。工場がサビるから勘弁してもらいたい!

加工ネタも溜まっているのでバシバシアップしていきます。
山梨県の個人のお客様からショベルのシリンダースリーブ入れ替えの依頼です。
シリンダーが届いたので確認して見ました。

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うーん。なんかおかしい。
抱きついてて縦キズが無数に入っているのはわかります。しかし、クロスハッチがしっかりと残っていてまるでボーリングしたてなんです。これってオイル回ってなかったんじゃないの?下手したらクランク?なんて気になったもんだからオーナー様に事情を聞いたところ、どうやらボーリングして数100キロも走ってないようです。
エンジンはショベルが得意と謳ってるショップさんが組んだようですがどうなんでしょうかね?

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1340の場合4回までボーリングできたかと思いますが、STDサイズに戻すためスリーブを入れていきます。
スリーブ材は国産品のモノを使用します。
加工の流れはシリンダーを一度ボーリングしスリーブを圧入そしてまたボーリングという感じです。

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圧入するとこんな感じ。
適正な締め代を付けて圧入していますので普通に走っている分にはよく言われているスリーブがズレるという事はありません。

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オイル穴とキリ欠きもバッチリです。
この二つの位置関係が微妙で、ちと手間ですが安モノのリプロシリンダーに負けないようしっかりと作りこみます。

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あとはピストンが来たら再度ボーリングですね。
あ、その前にトルクプレート付けておかなきゃ。
続きます。

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